「良かれと思ってやっているのだろうけれど、誰にも相談せずに勝手に進める同僚にヒヤヒヤする…」
「組織で働く以上、一言『やってもいいですか?』と筋を通すのが当たり前じゃないの?」
はじめまして。四柱推命鑑定士の朱白 好里(すはく こーり)です。
すぐ近くでスタンドプレーを繰り返されると、見ているこちらまで胃が痛くなりますよね。日々のモヤモヤ、本当にお疲れ様です。
ズバリ、言います。
相手には、「筋を通す」という概念の星がすっぽり抜け落ちているのです。
今回は、勝手にオリジナルマニュアルを作って大撃沈したTさんのエピソードをもとに、悪気なくスタンドプレーに走る人の頭の中と、あなたがこれ以上ストレスを溜めないための防衛術をお伝えします。
この記事では、職場で「報連相(ホウレンソウ)をせずに独断で動いてしまう人」への対処法を四柱推命の観点から解説します。
相手の行動は『傷官・比肩』といった自己完結の星の暴走です。「なぜ相談しないの?」とイライラするのをやめ、心の境界線を引いて火の粉を被らないようにする「課題の分離」の視点をご紹介します。
突如投下されたオリジナルマニュアル
新人研修を終えて半年が経ったTさんが、まさかの大暴走をしてくれました。
「『前任者のマニュアル、不完全なんですよね』と言い放ち、誰の許可も取らずに隙間時間で黙々とオリジナルマニュアルを作り始めたんです。嫌な予感はしつつも、波風を立てたくなくて私は知らぬふりを決め込んでいました。」
「そして今日、完成したものをよりによって元の作成者であるY氏に『最終確認をお願いします』と渡したんです。案の定、Y氏は『どういう意図?誰のためのもの?僕のマニュアルは疑問が出ない設計だから余計な内容は要らない』とバッサリ。見ていて胃が痛くなりました…。」
なんという恐ろしい光景でしょう。
しかし、ご相談者様が最もストレスを感じているのは「マニュアルの出来」ではなく、「誰にも相談せず、独断で進めてしまうこと(筋を通さないこと)」ですよね。
星で読み解く「筋を通せない」理由
なぜTさんは、上司や責任者に一言「作成していいですか」と聞けないのでしょうか。
それは、四柱推命の命式において、あなたとTさんで「当たり前とするルール(星)」が全く違うからです。
| 人物像 | 強く持っている星(傾向) | 行動原理(当たり前) |
|---|---|---|
| あなた(相談者) | 正官(ルール)、正財(調和) | 組織の規律を守り、事前に相談し、筋を通すのが当たり前。 |
| 暴走するTさん | 傷官(批判・改善)、比肩(自己完結) | 既存の欠点を見つけたら、自分のペースで勝手に直すのが当たり前。 |
「良かれと思って」の厄介さ
Tさんのようなタイプは、既存のシステムの穴を見つける『傷官(しょうかん)』という星と、自己完結で動いてしまう『比肩(ひけん)』という星の組み合わせが暴走している状態です。
彼らの中には「組織の階層(ヒエラルキー)」や「筋を通す(ホウレンソウ)」という概念を司る星(正官など)が欠落しています。
そのため、「マニュアルが不完全だから、私が直してあげた(=組織への貢献)」と本気で思い込んでいるのです。
悪気がないどころか「良いことをしている」と思っているからこそ、周りは注意しづらく、余計にモヤモヤが溜まってしまうのですよね。
境界線を引く「課題の分離」
すぐ近くで一緒に働いているあなたが、日々のスタンドプレーに限界を感じるのは当然です。
しかし、あなた自身の心を守るためには、一つだけ決めておくべきルールがあります。
今回、あなたが「知らぬふりを決め込んだ」のは大正解です。
もし途中であなたが中途半端にアドバイスや手伝いをしてしまっていたら、Y氏の怒りの矛先はあなたにも向いていたかもしれません。
Tさんのように「筋を通す星」を持っていない人は、言葉で「相談しなさい」と注意されてもピンときません。
今回のように「独断で動いた結果、偉い人にこっぴどく怒られてボツにされる」という物理的なクラッシュ(衝突)を経験して、初めて「あ、勝手にやっちゃダメなんだ」と学習していくのです。
「なぜ筋を通せないの?」と、相手に自分と同じ常識(星)を求めてしまうと、あなたが苦しくなるだけです。
Tさんのスタンドプレーは「Tさん自身の課題」であり、教育するのはY氏や上司の役目。あなたは「へえ、また一人でやってるな」と、透明な壁越しに眺めるだけで良いのです。
職場の人間関係は、相手の星(行動原理)を知るだけで「あぁ、そういう生き物なんだな」と諦めがつき、ストレスが激減します。
もし、どうしても周りの行動に振り回されて限界を感じているなら、一度星の観点から人間関係を整理してみませんか?いつでもお待ちしています^^